業績の各種売り上げはどんな意味なのか
はじめに
株を初めて2週間が経ちました。先週株の買い方と売り方という記事を書きましたが、今週は業績の見方がわからず調べてみました。
長期の投資を行う際には業績の安定性が大切だそうです、今季はコロナの影響でほとんどの企業の業績が悪化するとみられますが、コロナ以前は問題なかったのかを見極めて株を買っていきたいです。
いろんな売り上げ
売上高
売上高は企業の商品やサービスを提供して得られた売り上げの合計金額です。
この売上高は売れた金額のみで、そこにいくら人件費がかかっているのだとか、商品の原価がかかっているのかなどは度外視で本当の売り上げ金額だけだけです。
営業利益
営業利益は会社が本業で稼いだ利益を指します。
売り上げだかから原価を引いた売上総利益からさらに販売費を引いたものになります。販売費は自社の商品を売るためにかかった費用なので例えば広告や商品の運送費用などです。
販売部門の社員がいる場合は購買費の中に給与や賞与が含まれます。
今コロナの影響でラーメン屋がマスクを作ったりしているのがニュースになっていますが、この場合はマスクの売り上げは本業ではないので営業利益には含まれないのだと思います。
経営利益
経常利益は以下の計算式で求めるもののようです。
経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用
営業外利益は本業以外で収入になるものを指すようです。上記に挙げたラーメン屋の例を参考にするとマスクの売り上げが営業外利益にあたる想定です。
営業外費用は新しい店舗を作った際の利息だったり、売り上げの割引など払わなくてはいけない費用を指します。
営業利益は赤字で経常利益が黒字という場合も存在するらしく、その場合は本業では失敗していたが副業で成功したのでなんとか赤字を免れたという状況のようです。
当期利益
当期利益は決算を行う際に会社に残った最終的な利益のことです。つまり純利益!!!
この中から株主の配当金などが支払われるようです。
当期利益が一番大事でここがマイナスの場合は赤字プラスの場合は黒字です。
1株あたりの利益
一株当たりの利益(EPS)は純利益を株の総数で割って求めることができます
EPS(円) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSを確認する利点として、大企業でも中小企業でも平等に1株当たりいくら利益がでているのかという指標で見ることができるので規模に関係なく会社の収益性や成長を把握することができます。