Info.plistをデバッグに切り替える

Documentsフォルダの公開を開発用のSchemeだけで行いたいと考えていました。

初めに考えたのはInfo.plistの値をプリプロセッサで開発用のSchemeでビルドされた時に値を書き換えてしまう方法でした。しかしInfo.plistのプロパティはget-onlyのプロパティで値を書き換えることができませんでした。

Targetの作成

Targetを作成すると新規にInfo.plistがされるのでTest用のTargetを作成することで解決しました。

1.既存のTargetをコピー

2.デバッグ時に使用したいものを追記

Documentsフォルダの共有をテスト時だけ行いたかったので以下2つのKEYを新しく作成されたPlistにYESで追加します。

  • Application supports iTunes file sharing
  • Supports opening documents in place

Targetを変えてビルド

ビルドのターゲットを切り替えることでテスト時だけファイル 共有をONにすることができます。Schemeを作っていくつかに分けても良いかもしれません。

ビルドするとTargetごとにDocumentの共有が分けられていることが確認できます。

参考文献

iOS 11ファイルAppにDocumentsフォルダを表示して他のアプリと共有する方法

iOSアプリのビルドTARGETを複数作る